キラキラと雨粒の残る7月22日、
「柏の葉 本のたからばこ」にて、「親業体験会②」が開催されました。
♦♦前回の「親業体験会①」の様子はこちら♦♦
今回のテーマは【親の気持ちや考え方を、率直に表現する「話し方」】です。
「子どもとのコミュニケーションのもどかしさをなんとかしたい」と思い、
2歳のイヤイヤっ子がいる私も聞いてきました!
講師の駒崎先生の自己紹介が終わると、「親業」のお話がスタート!
「親業」って何?からはじまり、今日のテーマである「親の気持ちや考え方を、
率直に表現する「話し方」」を、スケッチブックを用いて分かりやすく解説。
いよいよ実践!
この「親業体験会」では、「親が子どもになってみる」というロールプレイを通して、
子どもはどう感じるのか?を一人ひとりが『味わって』いきます。
今回の想定場面は、夕方の公園。
そろそろ帰りたいママ&まだ遊びたい3歳児の2役に分かれ、
2パターンの受け答えをしました。
①「いいかげんにしなさい!早く片づけなさい!」と親が怒るパターン。
②「あのね、帰りたくないって言うと、夕飯の準備が遅くなるから 困るの」
と親の気持ちを伝えるパターンです。
そうすると、②のように気持ちを整理して「わたしはこう思う」と素直に伝えた方が、
子どもも「そうなんだ」と受け入れやすくなることを実感!
お互いの気持ちを確認すると…あら不思議。
いつもなら「早く帰るよ!」とヒートアップするところが、
「それじゃあ、どうしよっか?」と、自然に相手を思いやる姿勢になり、怒らずに着地点をさがしていました。
まず先に自分が素直になるだけで、こんなに精神的に楽になるとは…。
もっと早くに知りたかったです。
そうして、相手の気持ちを『味わい』ながら、「自分を知る問いかけ」や、「すぐにできる素直な気持ちの伝え方」などを学びました。
とはいえ、自分の気持ちを整理して話しても、相手の行動が変わらないことも。
そんな時は、『聞く』タイミング。
たいせつなのは、自分の気持ちも相手の気持ちも、正直に伝え合うこと。
それが親子ともに自分らしくあることにつながり、絆を深め、子どもの自立を
促していくそうです。
講座終了後、先生にこんな質問をしてみました。
「挨拶や、ありがとう、ごめんね、など子どもが言わない時はどうしたらいいですか?」
すると先生は、いろんな対処法があることを前置きしたうえで、
「もしたった1度だけしか伝えられないとしたら、どんな風に話すか、考えてみたら?」と教えてくれました。
まずは、親子でリラックスして話せる関係をつくることからはじめてみます。
先生は、今後も親業体験会を近隣の地域で実施されます。
気になる方は、ぜひ参加してみてください。
後日、私は娘だけでなく、夫に対しても「お互いに素直な気持ちを伝えること」を意識して接してみました。
すると、休日にいつもより率先して娘とおでかけしてくれました(笑)!
もしかしたら、大げさではなく、人生のターニングポイントになったかも♡
(ライター桃子)