工場見学シリーズ第3弾！
つくばエクスプレス線八潮駅より徒歩約15分で行けるイワコー消しゴム工場です。
よくテレビで紹介されているので、「知ってる！」という方も多いと思います。
カラフルでかわいい動物や食べ物の消しゴムがどのように作られるのか見学ができて、消しゴム組み立て体験もできる楽しい工場ですよ。

大人気工場は小学生以上、土曜日のみ見学可

駅から歩いて行けるのも魅力

見たら欲しくなる消しゴムの数々

埼玉県八潮市にあるおもしろ消しゴム「イワコー」は毎週土曜日に事前予約制で工場見学を行っています。
予約は毎月1日より電話でできますが、大人気のためすぐに埋まってしまいます！！（2か月先まで予約可）
私も気合を入れて電話して無事予約できたので、息子とお友達親子と参加しました（見学は小学生以上から）。
この工場見学の特徴は・・・

見学は創業者の楽しい解説付き！

工場内はなんと創業者の岩沢さん自ら説明をしてくださいます。

こちらで作っているのは普通の長方形の消しゴムではなく、動物やスイーツなどいろいろな形の「立体消しゴム」。
色ごとに部品があり、それを組み立てて完成します。

子どもは前で説明が聞けます

「プラスチックのにおいがするね～」

消しゴムの材料ってゴム？と思いがちですが、今はプラスチックから作られるものがほとんどだそう。
こちらでは、顆粒（かりゅう）状の「熱加塑性（ねつかそせい）エラストマー樹脂」という材料と色をつける顔料を使用。

大型の噴出成型機（ふんしゅつせいけいき）を使って、消しゴムの大きさの金型（かながた）に溶かした材料を高圧で噴出して流し込み、固めます。
その圧力約20トン！
工場見学では原料が噴出する様子を見て、触ることができますよ～。
とても熱いので少し冷めたものを触ったら、やわらかく熱い粘土のようでした。

スパゲティのような状態で原料が金型に流し込まれます！

たっくさんの消しゴムパーツ

消しゴム組み立てにチャレンジ！

できあがった部品を組み立てるのは全てパートや内職の方。
すべて人の手で組み立てるのですね！大変な作業です。
1つの消しゴムには部品が色ごとに約3～5種類あります。

見学者にも別室で消しゴム組み立て体験をさせていただけます。

組み立て体験は1人2種類。種類はその日によって違う

まずは創業者さんから、会社創業や商品開発や苦労話など聞かせていただき、お話が上手なのでとても興味深く聞くことができました。
子どもたちもみんなジッと大人しく座っていましたよ（笑）

今回女の子はパフェと鉛筆削り、男の子はサッカーボールと鉛筆削りの2種類の組み立てにチャレンジ。
作りが精巧で、鉛筆削りはハンドルを回すことができます。
「パフェ本物みた～い！」「もうできたよ！」と子どもたちは楽しそうに組み立てていました。

「組み立てなかなか難しい！」

完成！！

目移りしちゃう、消しゴム販売コーナー

見学した方の特典で、おもしろ消しゴムを特別価格で購入できます。
種類も数もたくさんあって「かわいい！」「欲しい！」と大人も子どもも大興奮！！

あれもこれもと欲しくなっている息子

和菓子も本物そっくり

本当に目移りしてしまい、その場で20～30分は迷ったと思います。
下の子のお土産に「屋台食べ物セット」がすごく精巧でかわいくてお買い上げ決定。
この技術力、素晴らしいです！
購入した方には、さらにちょっとした消しゴムのお土産もいただけます。

今回の購入品♪安いのでたくさんお買い上げ

「立体消しゴム、実際は消せないんでしょ？」と思っていましたが、ちゃんと消せるそうです。
消字率80％以上を字消し消しゴムといいますが、イワコーの消しゴムは消字率88％。
でも、使うのがもったいなくて我が家ではお人形さんのご飯として遊ばれています（笑）

イワコーおもしろ消しゴム工場は、大人も童心に返ってしまう楽しいお買いもの付きの工場でした。

イワコーおもしろ消しゴム工場

【工場見学シリーズ】
・工場見学①キッコーマンもの知りしょうゆ館はこちらから
・工場見学②キリンビール取手工場はこちらから

（ライター　志津香）

＊＊「志津香」の記事はこちらから＊＊

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