子どもの習い事っていつから始める?ポイントは?

子育てをする上で、習い事の悩みを一度は持ったことがあるのではないでしょうか?

2015年のベネッセ次世代研究所の調査によると、6歳児の82%は習い事をしているそうです。周りの人たちもやっているから、という理由だけで習い事を選択しないようにするために、習い事を始めるためのポイントを調べてみました!

■目次

1・才能ってなに?

せっかく習い事をするなら、子どもの持つ才能を伸ばしたい!と思ったことはないでしょうか?では、そもそも才能とは何なのでしょうか?

国語辞典によると、「生まれつき、あるいは訓練によって発揮される、物事を成し遂げる力。知識と能力」と記載されています。

「ビリギャル」著者の坪田さんが「才能の正体」という本を出版され、その中では、このようなことが記載されています。

”すべての人に“才能の芽”はあります。その“芽”を、どうすれば見つけ、花開かせることができるか? やるべきは、今ある状況の「認知」、目的へ向かうための「動機づけ」、そして「正しい努力」です。”

つまり、何かしらの才能の芽は誰にでも備わっており、その芽を見つけ、本人の努力によって磨いていくことによって習得した能力が才能となるのです。その才能の芽を見つけ出し、努力する場(指導者や環境)を見つけることが親の役目であるのかもしれません。

2・習い事の適齢期

習い事にはもちろん適齢期というものがあります。
早く始めて効果のある習い事もあれば、小学生から始めた方がいい習い事もあります。
また、プロを目指すか、趣味や情操教育として始めるかで適齢期は異なります。

いくつかの代表的な習い事を趣味として始める場合の適齢期について調べてみました。

外国語:
早いほうがいいが、遅くても問題はない。週1回の英会話の授業よりも、毎日触れることが大事。

バレエ:
5~9歳ころ。先生の言うことが理解できる歳になってから始める子が多い。9歳以降は体ができあがってくるのでそれまでに始めるのがおススメ。

スポーツ:
特定の種目(例:サッカーや野球のような特定種目)に絞るのは10歳頃。それまでは多種目のスポーツを行い、まんべんなく身体を動かす力(基礎運動能力)をつけるほうが重要。
スポーツ庁の2016年度「体力・運動能力調査」では、幼児期に野外で遊ぶ時間が長い子どもほど体力や運動能力も高いという結果が出ています。多様な動きを経験しましょう。

音楽:
6歳ころ。ピアノやヴァイオリンを習う場合は、先生の指示を聞き、理解できる年齢から習うことが望ましい。それまでは家で音楽を聴いて身体を動かすリトミックなどで音楽に親しむ程度でも十分。