「つくばエクスプレス沿線の各都市は子育てしやすいか？」をテーマに、つくば市在住ママライターがまとめてみました。

「つくば市」ってどんな街？

茨城県内では水戸市に次いで人口が多いつくば市。全国の都市を対象にした東洋経済の「住みよさランキング」では2017年関東編3位と人気の街です。
つくば市は筑波研究学園都市として高水準の研究と教育を行うための拠点を形成することを目的に、国家プロジェクトとして建設されました。

筑波研究学園都市に立地する国等の研究・教育機関では、１万人以上の研究者が活躍しており、つくばからノーベル賞受賞者も生まれ、研究機関等の集積をいかした我が国最大のサイエンスシティとなっています。
外国からの研究者や留学生も多く住んでいます。

「日本の道100選」にも選ばれた学園東大通りを初めとして、学園西大通り・学園南大通り・学園北大通り・土浦学園線の各大通りは、4車線が確保された広々とした道路が広がり、車が利用しやすくなっています。

市の北端にある筑波山は、日本百名山の中でも標高が低く、比較的気軽に登山が楽しめる山としても有名です。洞峰公園・科学万博記念公園など大きい公園も多数あり、運動がしやすい環境のため、子どもたちの運動能力向上にも役立っています。

お花見も楽しめる万博記念公園

洞峰公園の大型遊具

つくば市の子育て情報

住んでみたらこんな街

科学の街つくば。
つくば市には、つくばエキスポセンター、JAXA筑波宇宙センター、たくさんの研究施設があります。
研究所公開日には、実験施設等の見学ツアーや、子どもが楽しめる工作や実験教室が開催されます。
日頃感じている科学の不思議を研究員さんに質問できたり、遊びのなかで科学に触れられる素敵な機会です。
見学の方も利用できる大きな食堂がある施設もありますよ。

つくばエキスポセンター

つくばちびっこ博士パスポート

夏休み期間中、専用のパスポートを持って、つくば市内にある指定の研究機関を見学しながら回るスタンプラリー「つくばちびっ子博士」が開催されます。対象は全国の小中学生で、参加無料です。

つくばはパンの街。
都心に負けない、ハイレベルなベーカリーがたくさんあります。
休日の朝は、イートインスペースで朝食、ブランチを食べる親子連れの姿も。
市立幼稚園と小中学校の給食は、市内のパン屋さんの美味しいパンが出ます。
ちなみに、私が給食試食会で食べたパンは、モチモチの大きな米粉パンでした。
また、春にはつくばパンまつりが、つくばセンター広場にて開催されました。
各店舗のおすすめのパンを試食できる食べ比べ企画もあり、多くの来場者で賑わっていました。

パワースポット筑波山。
筑波山といえば、茨城県を代表するパワースポット！
なにしろ、山そのものが御神体なので、そのパワーは相当なものです。
豊かな自然の中にさまざまな名所・旧跡が点在し、はるか昔からの伝説や言い伝えも数多くあります。
筑波山の中腹に位置する筑波山神社。
筑波男大神（いざなぎのみこと）、筑波女大神（いざなみのみこと）の夫婦二神を主神とする全国屈指の由緒ある名社で、夫婦和合、縁結びの神として多くの人々が参拝に訪れます。
筑波山ロープウェイでは、冬季限定で夜間営業『スターダストクルージング』を開催しています。
日中とは一味違うナイトクルーズで関東平野の夜景を楽しむことができます。
特にクリスマスシーズンには、多くのお客様で賑わうそう。

紫峰筑波山

車は必要ですが、整備された大通りは道幅が広く、大きめなファミリーカーも運転しやすいです。
筑波山周辺を除くと、関東平野の一部である平坦な地形なので、とても広々としています。

イーアスつくば

イオンモールつくば、イーアスつくば、LALAガーデンつくば、コストコ、ニトリ等の大型商業施設が多く、衣食住のお買い物は市内で揃います。
（※LALAガーデンつくばは2022年10月16日で閉館）
茨城県産の新鮮で美味しい食材が手に入ること、学園都市ならではの教育が、つくば市で子育てをする魅力だと感じています。

（ライター　Ｙ美）

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