こんにちは!
「ママの肌悩み相談室」の第2回目はズバリ!「シミ」についてです!
年齢を重ねるほど、黒く浮き上がってくるシミ。
一度気づくと、鏡で見るたびに憂うつになってしまいます。
できてしまったシミは消せるのでしょうか?
そこで今回も、「美白のポーラ」と言われ、美白の研究機関を持つPOLA(ポーラ)のおおたかの森店店長さんに
シミについて、原因や対処法などを詳しく伺ってきました。
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「ママの肌悩み相談室①POLA(ポーラ)顔エステ 流山おおたかの森店の体験口コミ」
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シミができるメカニズム
まずは、シミができるメカニズム・種類・原因を知って、適切な対処法を考えましょう。
シミとは?
シミとは、皮膚内で作られるメラニンが蓄積され沈着し、肌が部分的に茶色にみえる状態のことをいいます。
メラニンは紫外線から皮膚を守っている!
メラニンはシミの原因になるため、肌に良くないと思いがちですが、実は紫外線によるダメージから肌を守る働きがあります。
紫外線を浴びると、肌表皮の一番下、「基底層」にあるメラノサイト(色素細胞)でメラニンが作り出されます。
メラニンは紫外線を吸収して細胞を守る働きがあり、日焼けによって皮膚が黒くなるのは、紫外線による肌ダメージを未然に防いでいるのです。
つまり、肌ダメージや皮膚がんなどの病気を防ぐため、なくてはならない大切な物質なのです。
肌のターンオーバーが乱れるとシミになる
肌は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層からなります。
「表皮」の一番下「基底層」で生まれた細胞は約28日間かけて外側に押し上げられていき、最後はアカとして自然とはがれ落ちる仕組みになっています。
このサイクルを「ターンオーバー」といい、20代で約28日周期、30~40代で約45日周期といわれています。
しかし睡眠不足やストレスなど様々な原因でターンオーバーが乱れたり、紫外線を浴び過ぎたりすると、本来古い細胞と一緒にはがれ落ちるメラニンは肌にとどまってしまい、シミとなってしまうのです。
シミの種類とそれぞれの原因は?
シミの種類は大きく分けて4種類あります。
①老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)
シミの中では比較的多く見られるのがこのタイプ。日光黒子(にっこうこくし)ともいいます。
シミの境目がはっきりしていて、色も均一で濃く、円状の形が特徴。紫外線に当たりやすい、ほお骨の上やこめかみ、手の甲、腕などに多く見られます。
特に中年以降に増えますが、紫外線を長年浴びた人ができやすくなっています。
原因:紫外線
②そばかす
正式には雀卵斑(じゃくらんはん)といい、遺伝的な要素でできるものを指します。
茶褐色で直径数ミリ以下の小さなシミが、鼻の周りを中心に散らばるように現れます。
3歳ごろから現れ思春期に特に目立つようになるが、年齢とともに薄くなっていくのが特徴。ただし、強い紫外線を浴びると悪化する場合があります。
原因:遺伝
③肝斑(かんぱん)
目の周囲を避けておでこやほお、口の周りなどに左右対称に現れ、広範囲に及ぶのが特徴。
30~40代の女性に多く見られ、高齢者にはほとんど見られません。
女性ホルモンの影響を受けやすいため、妊娠中に現れることがあります。色は薄い褐色で、紫外線を浴びると少し悪化します。
原因:ホルモンバランスの乱れ
④炎症後色素沈着
やけど、ニキビ、虫刺されによる掻き壊し、化粧品かぶれなどによる肌の炎症が治った後に生じる褐色のシミ。年齢・性別・部位に関係なくできるが、時間とともに徐々に薄くなることが多い。
原因:やけど、にきび、かき壊し、かぶれなどの炎症
できてしまったシミって消せるの?対処法は?
シミを薄くしたり、消したりしたい場合、自分のシミの種類をよく見極めて、それぞれに合った対処法をしていく必要があります。
①紫外線によるメラニンが原因のシミ対策
薬で完全にシミを取り除くことは難しいですが、できてしまったシミにビタミンC誘導体、ルシノールなどの美白成分の入った美白美容液や化粧品でケアを行い薄くしていきます。
そして、日焼け止めなどで紫外線を徹底的にカット!次のシミの予防にも繋がります。
②そばかす
残念ながら、セルフケアでそばかすを消すのは難しいです。ただ、紫外線対策でそばかすが増えたり濃くなったりするのを予防することは可能。
気になる方は皮膚科に相談してみて下さい。
②肝斑の対策
肝斑には専用の薬(トラネキサム酸配合)の使用が効果的だと言われています。
また、肝斑はレーザー治療で悪化することもあるので、注意が必要です。
④色素沈着によるシミの対策
肌のターンオーバーが正常であれば、次第に色素沈着は薄くなっていきます。
ケアを間違えたり、肌の機能が低下したりすることで、長期間残ってしまうこともあり、それを放置しておくとシミとして定着してしまう恐れがあります。
肌をこすらないで洗浄・保湿などスキンケアをしっかり行い、肌のターンオーバーを促進しましょう。
シミ予防には紫外線対策!
どのシミのタイプにも、紫外線は対策は必須!ということが分かりました。
日焼け止めの効果的な使い方を教えていただいたので、お伝えします。
日焼け止めの使い方ポイント
*顔は塗り残しのないように!
特に「頬・鼻の頭・こめかみ・おでこ」をしっかり塗る
*2~3時間おきに何度も塗りなおすのが良い(SPFは足し算できない)
*家にいるときも、一年中日焼け止めは忘れずに
日焼け止めを顔全体に塗った後、少量を手に取り、「頬・鼻の頭・こめかみ・おでこ」などに重ねづけするとより効果的です。
SPFの数字が高い方が日焼け止めの効果が高いですが、SPF20の日焼け止めと、SPF30のファンデーションを重ねたらSPF50 になるわけではありません。
より高いSPFの方が有効になるので、上記の場合はSPF30なります。
重ね塗りでSPFは増えませんが、汗や摩擦で落ちてしまうこともあるので、
日焼け止めやSPF入りの下地、SPF入りのファンデーションなど、重ね塗りすることをおススメします。
腕や首など何度も塗りなおしできるところは、塗りなおしてくださいね。
そして、家にいる時も紫外線は降り注いでいます。家の中でも、曇りの日も一年中日焼け止めは必須です。
その他のシミの予防
正しいスキンケア(こすらない、たたかない、すりこまない)
肌が乾燥しているとバリア機能が弱くなり、紫外線の影響を受けやすくなるので、保湿をしっかりしましょう。
スキンケアをする時のポイントは、肌に刺激を与えない「こすらない、たたかない、すりこまない」ことが大切です。
洗顔する時はシャワーを直接顔にあてることは刺激が強いのでやめましょう。
鉄分、タンパク質、ビタミンC、Eを含んだ食事を摂る
シミ予防には以下の食べ物が効果的です。
【メラニンの生成を抑制する】
▶ビタミンCを含む緑黄色野菜や果物
【抗酸化作用がありシミの原因の活性酸素を退治】
▶ビタミンEを多く含むナッツ類やアボカド、鉄分やたんぱく質が多い赤身肉やレバー
その他、ストレスをためず十分な睡眠が肌の新陳代謝を高めるために重要と言われています。
皮膚科やエステなど専門機関に相談してみるのも一つの手ですが、自分でケアしていくことも大切です。
シミを完全に消すことは難しいですが、薄いシミであれば、ターンオーバーでシミを薄くすることが可能です。
紫外線をしっかり防いで、保湿をし、シミを予防していきましょう!
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POLA流山おおたかの森駅前 Akarukaショップ
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(ライター 志津香)