「つくばエクスプレス沿線の各都市は子育てしやすいか?」をテーマに、今回は守谷市(主に守谷駅周辺)についてまとめてみました。
「守谷市」ってどんな街?
茨城県南地域の守谷市には3つの川が流れ、水と豊かな緑に恵まれています(緑被率61.3%)。つくばエクスプレスの開業で秋葉原まで最短32分でアクセスでき、なおかつ始発駅ということもあり、通勤通学の便の良さで人口が増加中です。日経BP総研が全国の労働者を対象に調査した「シティブランド・ランキング~住みよい街2017~」では、茨城県守谷市が1位になりました。
買い物は、ヨークベニマル、カスミ、西友、その他イオンタウン、ジョイフル本田などの大型店舗もあり、便利な環境といえます。アサヒビール、明治などの有名企業の工場があり、近年は私立の小学校も2校(つくば国際大学東風小、開智望小)が開校しています。
さらに「芸術を通じた地域づくり」を推進する守谷市では、「アーカスプロジェクト」という茨城県主催の事業を共催し、守谷市を拠点とした芸術活動を支援しています。そのひとつとして、国際的に活動するアーティストが守谷市で滞在制作を行い、アートを通して国籍や世代を超えた様々な交流の機会を市民に提供しています。
アーカスプロジェクトについてはこちらから
乳幼児数 | 0~4歳 3,191人 5~9歳 3,642人 10~14歳 3,624人 (守谷市ホームページより2019.3.1現在) |
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保育園・こども園数 |
【認可保育園】(公立)2園(私立)11園(内、1園は2019.8月~) (内、守谷駅から徒歩10分圏内の数 1園) 【認定こども園】(市立)2園 【小規模保育事業】(市立)3園 (内、守谷駅から徒歩10分圏内の数 1園) ※0~2歳までの施設(3歳以降は各連携施設へ入園) 【認証保育制度】 4園 (内、守谷駅から徒歩10分圏内の数 1園) 【地域枠のある企業内保育施設】 1園 |
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幼稚園数 |
私立のみ 6園(内、2園は認定こども園) (内、守谷駅から徒歩圏内 無し) |
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その他子ども預け先 | もりやファミリーサポートセンター 保育園での一時預かり制度 病児・病後児保育制度 児童クラブ 放課後こども教室 |
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医療費助成 | 医療福祉費支給制度(マル福)もしくはすこやか医療費支給制度(すこやか医療) 【対象】 妊産婦・15歳までのお子さん(入院のみ18歳まで)の、医療保険が適用となる医療機関等の費用 【自己負担】 外来 ひとつの医療機関につき1日600円まで (ひと月2回まで負担。同じ医療機関へ 3回以上行った場合、3回目以降は自己負担なし。) 入院 ひとつの病院につき1日300円まで(ひと月上限3,000円) 調剤薬局 自己負担無し |
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駅近くの小児科 | 守谷駅近く(徒歩10分圏内)の小児科 下村医院、守谷メディカルクリニック 24時間やっている病院 無し |
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治安、防災 | 防犯指導車の装備 各団体による防犯パトロール 防犯情報のお知らせ(※要メールサービス登録) 防災訓練 守谷市防災ハザードマップの作成 |
守谷市には遊具の設置してある公園が57か所あります。木々の豊かな大きな公園は9か所あり、木陰がとても気持ち良いです。桜やアヤメ・ハナショウブなど、季節ごとの楽しみもあります。
守谷市の公園情報はこちらから
児童センター・児童館は合わせて3か所、内1か所(守谷駅前親子ふれあいルーム(エ・ガーオ))は駅前にあります。
さらに未就園児の遊べる「夢っ子ひろば」は、子育て支援センター、保育所や小中学校の敷地内など市内7か所で開催されており、子連れママに嬉しいイベントも定期的にやっています。
住んでみたらこんな街
守谷市は、駅前広場では定期的にお祭りや朝市などのイベントが開催され、守谷市指定の無形民俗文化財である八坂神社祇園祭は大変盛り上がります。
マルシェや直売所も多く、安全で新鮮な野菜などが手に入りやすく、地産地消が可能です。
地元で知らない人はいない、TVチャンピオン準優勝パティシエの有名ケーキ店、本場ドイツで修行された職人さんのソーセージ専門店、古民家を移築してご夫婦で営む蕎麦の店など、わざわざ市外からも訪れる名店が多数存在!
地の利を活かした素敵なお庭のあるカフェや、手作りお惣菜の品数豊富なレストランなど、どのお店に行こうか迷うのが楽しみになっています。
子育て世帯には、守谷市が開設した「もりや子育てナビ」の予防接種スケジュール管理が、生年月日を入れるだけで接種時期をお知らせしてくれるので重宝しています。
日中は自宅にいても鳥のさえずりが聞こえる、静かで自然の豊かな街です。
平成30年にあらためて整備された「守谷野鳥のみち」は、守谷市観光協会と守谷野鳥のみち自然園が主体となり、ボランティア、市内中学生、企業等、一般市民も協力して作った素敵な自然歩道で、子どもも大好きな散策路になっています。
日常生活に車は欠かせませんが、市民の足として路線バスにプラスして市のコミュニティバス(モコバス)も運行していて便利です。
自然に囲まれて子どもはのびのびと育ち、都心へもすぐに出られる、この絶妙なバランスが守谷市の暮らしやすさのひとつだと思いました。
(ライター yamama)
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