ベジラボ連載更新!第15回「ショウガの効能」

暦の上では立春を過ぎましたが、寒い日が続いていますね。
幼稚園や保育園、学校などでのお休みも多いようですが、ままてぃ読者のみなさま、風邪など召されていませんか。

野菜からビタミン・ミネラル・酵素をとって、免疫力をUPさせましょう。
なかでも風邪予防に有効な野菜と言えば、「ショウガ」です。
ショウガは漢方薬として古くから使われています。
生のショウガにはジンゲロールという成分が多く含まれ、殺菌効果・咳止め効果・解熱効果・吐き止め効果・健胃効果などがあり、風邪の予防に最適です。
ジンゲロールは皮の近くに多く含まれているのでショウガは皮をむかずに使いましょう。

私がこの季節良く作っているのが超・簡単!! はちみつショウガです。

はちみつショウガ

【はちみつショウガの作り方】
良く洗ったショウガを皮つきのままスライスする。
清潔なビンに入れ、ショウガがひたるくらいまではちみつを注ぐ。
ショウガから水が出てくるので、ショウガ、はちみつはビンいっぱいまでいれないこと。
こ・れ・だ・け!です。

ママはお気に入りの紅茶に入れて、ティータイムに。お子さまはお湯や温めたミルクで割っておやつに。
レモンやみかんをギュッと絞ればビタミンCも摂れちゃいます!
また、このはちみつショウガに酢・塩・オリーブオイルを加えると、ドレッシングに早変わり~♪
1度作ればいろいろ活用できるはちみつショウガ、是非お試しください。

さて・・ショウガにはもう1つの有効成分があります。
それは、ショウガオールという成分です。
生のショウガを100℃以下の温度で熱すると、ジンゲロールから徐々に水分がはずれてショウガオールに変化してくるのです。

ショウガオールには身体を内蔵から温めて冷え症を治したり、脂肪を燃焼させたりする効果の他にも、血液をサラサラにする、美肌になる、アルツハイマーの進行を遅らせるなど、さまざまな効果があることが研究でわかってきました。

炒め物、鍋、煮物などに積極的にショウガを使って、ショウガオールを摂り、からだを温めましょう。

【過去記事】
■第14回
(木村先生)節分

■第13回
(窪谷先生)冬の畑で育つ野菜たち

■第12回
(和田先生)年始にふさわしい素敵な絵本

■第11回
(木村先生)お餅

■第10回
(川浦先生)冬の野菜はなぜ甘い?

■第9回
(大瀬先生)子供を野菜好きにする方法 その2

■第8回
(木村先生)冬至

■第7回
(和田先生)クリスマスにぴったりな絵本

■第6回
(窪谷先生)日本一の柏の小かぶ

■第5回
(川浦先生)旬の野菜はどうしていいの?

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■第2回
(窪谷先生)お洒落かぼちゃ バターナッツ

■第1回
(大瀬先生)子供を野菜好きにする方法 その1