ベジラボ連載更新!第34回「旬の野菜6月 ズッキーニ」

イタリアではポピュラーなズッキーニ。カボチャの仲間で、きゅうりとなすを足して割ったような食感です。味にくせが無いので、子どもも食べやすい野菜♪
これからの季節、大活躍してくれます。

ズッキーニ

写真提供:ファーム小川

★グリーンズッキーニ
きゅうりによく似た、緑色のズッキーニ。

★イエローズッキーニ
皮が黄色のズッキーニ。緑のものより皮が柔らかいので、サラダなどの生食にも向いています。その他、円盤型のズッキーニや
球型のズッキーニなど、様々な形や色があります。

■選び方
切り口が新鮮な物を選んでください。
形は、上から下まで太さが均一なもの、傷が無く、皮に張りのあるものが良いですね。
大きくなりすぎると味が落ちます。

■栄 養
カリウムを多く含みます。
カリウムはナトリウムを排出する働きがあり、高血圧に効果があります。
筋肉の疲労をとる作用もあります。
ビタミンCを含みます。
風邪予防や肌荒れ防止に効果があります。
βカロテンビタミンBを含みます。

■おすすめレシピ
味にくせがないから、なんにだっていけます!
いつものカレーに加えてもOK。
黄色いものは薄くスライスして生のままサラダに入れると綺麗です。

簡単!ズッキーニのオリーブオイル焼き
薄くスライスして塩コショウを振り、オリーブオイルで焼いてみてください。お好みでチーズを振っても美味~!

一番おすすめ、ラタトゥーユ!
1度つくるとそのまま食べたり、ごはんにかけたり、パンにのせたり、パスタにかけたり・・と大活躍。温めても冷やしてもおいしいです。とろとろに柔らかくし、味付けを控えめにすれば離乳食にもなりますよ。とにかく野菜をたっぷり摂れるのがいいですね。

ラタトゥーユ

【ラタトゥーユの作り方】
材料
うちにある野菜なんでも使えます。
たとえばズッキーニ1本
ナス2本
玉ねぎ1個
ピーマン3~4個(パプリカを入れるときれい)
トマト1個・・など。
(しめじなどのきのこ類、ベーコンや鶏胸肉などを入れてもおいしいです。)
ダイストマト缶1個
にんにく3かけ
オリーブオイル
コンソメ2個
塩(できれば岩塩)適量
隠し味でソースやバルサミコ酢があればちょっと入れると味が引きしまります。

作り方
(1)にんにくをみじん切りにしてオリーブオイルで炒める。

(2)そこに野菜を入れ、さらにいためる。

(3)トマト缶を加え30~40分煮る。

(4)野菜から水分が出て、やわらかくなったら調味料を加えてさらに煮込む。

これからの季節、大活躍のズッキーニ。
お子さまと一緒に、きゅうりとどう違うのかなー、なんて比べてみるのも楽しいですね!!

【過去記事】
■第33回
(木村先生)梅シロップでジュース

■第32回
(窪谷先生)プランターで育てた野菜たち

■第31回
(和田先生)絵本を楽しもう!

■第30回
(川浦先生)下ごしらえで時間短縮!!

■第29回
(大瀬先生)子供を野菜好きにする方法 その7

■第28回
(大瀬先生)子供を野菜好きにする方法 その6

■第27回
(木村先生)春の野菜

■第26回
(和田先生)春を楽しむ絵本

■第25回
(大瀬先生)子供を野菜好きにする方法 その5

■第24回
(川浦先生)今が旬!やわらか春キャベツ

■第23回
(窪谷先生)端境期と春の到来

■第22回
(和田先生)絵本であそぼう

■第21回
(川浦先生)菜の花

■第20回
(大瀬先生)子供を野菜好きにする方法 その4

■第19回
(窪谷先生)冬が旬のほうれん草

■第18回
(木村先生)お雛祭り

■第17回
(和田先生)絵本であそぼう!

■第16回
(大瀬先生)子供を野菜好きにする方法 その3

■第15回
(川浦先生)ショウガの効能

■第14回
(木村先生)節分

■第13回
(窪谷先生)冬の畑で育つ野菜たち

■第12回
(和田先生)年始にふさわしい素敵な絵本

■第11回
(木村先生)お餅

■第10回
(川浦先生)冬の野菜はなぜ甘い?

■第9回
(大瀬先生)子供を野菜好きにする方法 その2

■第8回
(木村先生)冬至

■第7回
(和田先生)クリスマスにぴったりな絵本

■第6回
(窪谷先生)日本一の柏の小かぶ

■第5回
(川浦先生)旬の野菜はどうしていいの?

■第4回
(和田先生)おいもの絵本

■第3回
(木村先生)おいも掘り

■第2回
(窪谷先生)お洒落かぼちゃ バターナッツ

■第1回
(大瀬先生)子供を野菜好きにする方法 その1