助産師さんの話しを聞こう!@柏の葉 本のたからばこ 開催報告


おおたかの森助産院
山本正子先生

6月下旬、柏の葉の本のたからばこにて
「助産師さんの話しを聞こう!」が開催されました。
おおたかの森助産院院長の山本正子先生による
今回のテーマは【おっぱい】。
生後2ヶ月から断乳・卒乳に悩む1歳2ヶ月頃の方まで
ご参加いただきました。

♦山本先生によるままてぃの人気コラム【育児のかけこみ寺】
おおたかの森助産院

おっぱい、柔らかいですか?
母乳の通りを良くするのは、食事が一番ではない


「どんなことを聞きたい?」とママたちに伺うと、「授乳」「断乳・卒乳」とお返事が。
そこでまずは総論となる、「母乳は乳首を引っ張っても出ない」や「どんな授乳スタイルがいいか」というお話からスタート。
キーワードは【血流】で、おっぱいの根本の部分が張り付いている状態だと、
いくら食事に気を使っても詰まってしまうそう
です。
また冷たいおっぱいが出ると、それは血流が悪く、古くなったおっぱいなんだとか。

首こりや肩こり持ちは、おっぱいトラブルになりやすい?!

おおたかの森助産院に駆け込んでくる方の多くは、実は首こりや肩こりがあるそう。
おっぱいの上の部分が詰まりやすい方、筋肉が突っ張っているかもしれません…。
そこで自分で出来る予防法として、
・3首(首・手首・足首)を冷やさないこと
・鳥のようにパタパタとする肩甲骨まわりの体操
・手を背中で組んでからだをほぐす体操

を教わりました。

<先生と皆で体操を実践!>

断乳・卒乳はいつ頃?

歩きだして三度の食事をし始めた1歳~1歳半頃は、栄養的にも心理的にもおっぱいから離れていくので、この時が、実は離乳のベストタイミング!おっぱいも自然と出なくなっていき、子どもも必要としなくなってくる…こうした流れにできるよう、日中は支援センターなどでよく遊び、子ども自身の外の世界を広げてあげて、徐々に授乳回数を減らすことが大切だそうです。
断乳・卒乳ではなく、子どもがおっぱいから離れる【離乳】という考え方も教わりました。
♦参考:山本先生のコラム 
考え方…「断乳卒乳について」 
実際の進め方…「断乳卒乳のうまくいくやり方」

質問も次々に

参加したママからは、たくさんの質問が。
「夜2時間おきにおっぱいを欲しがるようになったけどどうしよう」
「沿い乳は辞めた方がいいと他の助産師さんに言われたけど…」
「乳腺炎になったら冷やせばいいの?」
など、それぞれのお悩みを皆で共有しながら、丁寧にお答えいただきました。

今後は【子どもの食】についてお話しをお届けしたいと思います。
詳細が決まり次第、ままてぃHPでご案内いたします。

つかまり立ちで仲良しに

お集まり頂いた皆様、ありがとうございました。
日々の母乳育児が、親子のHappyな思い出となりますように☆彡

(ライター 桃子)

ままてぃママライター紹介はこちら
編集部 メンバー紹介