お片づけ講座 「お家をすっぴん美人に。大掃除の前に片づけよう!」 開催報告

赤ちゃんと一緒の参加者も多い

赤ちゃんと一緒の参加者も多い

ライフオーガナイザーの横内先生(CoCouchi代表)を講師にお招きして、manaVeeya!2016のお片づけ講座第二弾『お家をすっぴん美人に。大掃除の前に片づけよう!』を12月12日月曜日に開催しました!

片づけの順番と目標作り

片づけの無限ループ!?

片づけの無限ループ!?

部屋が散らかりすぎて、どこから片づけたらいいのか…。量が多すぎるから捨てたいけど決心がつかなくて物が減らない…。テレビで見た収納グッズを買って試してみたけれど、なんかスッキリしない…。あー なんとかしなきゃ!でもどこから手を付けよう…
こんな”片づけの無限ループ”、けっこう日常茶飯事だと思います。

片づいた部屋で何をしたいですか?

片づいた部屋で何をしたいですか?

そもそも毎日繰り返す理想の片づけとは、日々「物を元の場所に戻す」ことだけだと思います。それを実現するための環境づくりとして、収めるものを選び、それらの住所を決めることが大事。
さらに、その前にもっと大事なことは、「きれいな部屋で何をしたいか?」という、片付けの先にある理想の生活や人生を描くこと。価値観を明確にすることで捨てる・減らす基準ができるため、短時間で片づけられます。片づけを始める前に目標を作ることが、実はすごく重要なことなのです。

片づけのコツ

子どもの服・おもちゃ、大人の服、食器、雑貨… いろんなものが多すぎるから片づかないんだ、だから断捨離しなくちゃ!となりますよね。不要なものを捨てる勇気は大事ですが、必ずしも「減らす=捨てる」ではないのです。実は、自分が取り出しやすい観点で「分ける」ことなのです。
例えば、食器の場合、使用頻度を観点にするとこのように分けられます。

①ほぼ毎日使う→すぐに取り出せる場所に収納
②月に数回使う→取り出しづらい(アクションが多い)場所に収納
③年に数回使う→押入れなどキッチン以外の場所に収納
④年に1回も使わない→処分(廃棄、譲る、売るなど)

「年に1回も使わないけれど思い出がある」など感情が湧いてくる場合は、④であっても必ずしも処分する必要はなく、自分なりの観点でいくつかのカテゴリーに分け、収納場所を決めていけばよいのです。

分けたものを、自分の脳のクセ(後述)に合わせて出しやすく戻しやすく収納・配置します。使用頻度が高いものは近くに、あまり使わないものは遠くに収納するなど、アクションが少なくなるように収納するのがおすすめです。

ここまでできたら、あとは日々維持するだけ。
家族でゲーム感覚で片づけたり、片づけリストを作ってルーチンを決めたり、我が家のすっきりを維持する方法を考えてみましょう。片づいている家は掃除もしやすくなります。

「利き脳」チェック

あなたの片づけタイプは?

あなたの片づけタイプは?

流行りの片づけ方法を試してみて、思った通りにならなかったり、長続きしなかったことってありますよね。それはその方法が自分の行動特性に合っていないから。どんな方法が合っているのかを知るために、行動特性の基となる自分の「利き脳」をチェックしてみることは手段のひとつです。手の右利き・左利きのように、脳にもクセがあるからです。
講座では、チェックシートを使って利き脳を調べました。情報を収集する「IN」の利き脳、情報をアウトプットする「OUT」の利き脳があり、4つの組み合わせパターンがあります。

例えば収納でいうと、左脳タイプは畳んでしまうのが得意。右脳タイプは畳むのが苦手なのでハンガーにかける方がよい。など、出しやすさも戻しやすさも脳のクセによって合う方法が変わります。片づいた状態を維持することも自分のタイプに合わせることで長続きするのです。逆に言うと、自分に合う方法で行わなければ、いつまでも片づけの無限ループが続くことになってしまいます。

後記

ママが受講中ひみつきち遊ぶ子供たち

ママが受講中、ひみつきち遊ぶ子供たち

今回の講座も、乳幼児を連れたママがたくさん参加してくださいました。本のたからばこの「ひみつきち」にはこどもたちが安全に楽しめる遊具がさまざまあり、ママが受講中も遊んで待っていることができます。これからもどんどんお子様と一緒にご参加いただきたいと思います。

片づけれられないのは自分のせいではない。講座を受講して、そんな気がしてきました。誰にもしっくりくるお片づけ方法があるはずで、それを見つけられたかどうかの違いだけなのではないかと。自分の行動特性とその基になる「利き脳」を理解することで、ただ普通に歩くように、片づけられる方法が見つけられると思います。

参加した皆様、これから年末にかけて、利き脳に基づいた自分に合う片づけ方法で家をすっぴん美人にしましょう!そして、片づいた部屋でしたかったことを実現しましょう!