テスト用廃棄NEWS2記事

畳処理を無許可で請け負い廃棄物処理法違反の疑い

2019年4月9日埼玉県警生活経済課と東松山署は、産業廃棄物の畳の処分を無許可で請け負い廃棄物処理法違反(受託禁止)の疑いで、群馬県大泉町坂田、ブラジル国籍のリサイクル業の女(50)を逮捕しました。

埼玉県川口市内の解体業者から畳910枚(合計約8トン)の処分依頼を県知事の許可を受けずに32万円で受託した疑いです。
調べに対し「廃畳の処分は依頼されていない」と容疑を否認しているということです。
埼玉県警生活経済課によると、東京都や千葉県柏市のアパート解体工事現場から出た畳を、解体業者が女の指定した東松山市大谷の空き地に搬入し投棄したとのことです。
知人の男が案内をして、ダンプ4台と業者9人で搬入したとされています。

2018年4月に大量投棄の通報

 2018年4月9日東松山署に、現場脇で作業をしていた工場の施行業者である男性から「畳が大量に捨てられている」という通報があり、県警が捜査していました。
 県警は女と解体業者らには、ほかにも不法投棄の疑いがあるとみてさらに調べています。

参照<畳910枚の処分、無許可で請け負う 容疑の女逮捕 空き地に畳を投棄、現場脇で作業の男性が通報/県警>/Yahoo!ニュース

富士山周辺で産業廃棄物の撤去作業

2019年4月12日富士山周辺に不法に捨てられた産業廃棄物の大がかりな撤去作業が行われました。
NPO法人の「富士山クラブ」が、富士山周辺で繰り返されている不法投棄の現状を知ってもらおうと山梨県と共同で毎年行っている活動です。
当日は、本社が京都にある医療寝具のリース会社の新入社員およそ180人が参加し、不法に捨てられた産業廃棄物の撤去作業をしました。

10年前から続く撤去作業

10年以上前には山梨県鳴沢村で住宅4軒分となる解体資材や家財道具などが大量に捨てられており、毎年数回に分けて撤去作業が行われています。
撤去活動の参加者は、大量のごみが世界遺産の富士山のふもとに捨てられていることにショックを受けていました。
富士山クラブによりますと、世界文化遺産への登録後も富士山周辺で不法投棄が続いており、廃タイヤなどが捨てられているとのことです。

参照<後を絶たない不法投棄 富士山で不法投棄産廃の一斉撤去>/Yahoo!ニュース