つくば市研究学園にてママ子の温育カフェ開催。参加者は柏の葉からつくばの方まで!
8月7日(火)茨城県つくば市研究学園にて「ママ子の温育カフェ@つくば」が開催されました。
酷暑続きの日々が続いていましたが、この日は立秋らしく、吹き抜ける風も心地よい気温で、温育にはぴったりのお天気に恵まれました。
会場となったのは、つくばエクスプレス研究学園駅前の公園内に立地している古民家のつくばスタイル館。
今にも糸をはきそうな蚕さんたちも一緒に参加者を迎えてくれました。ママたちにはちょっと刺激が強かったようですが(笑)、子どもたちからは絶大な人気!
おもちゃそっちのけで蚕を手に乗せたり撫でてみたりと興味深々の様子でした。
体温が1℃下がると免疫力は30%以上低下する
さて、前半は温育アンバサダーによる温育についての講話からスタート。
「ライフスタイル10のチェック」を参加者と確認。衣食住にまつわるライフスタイルの10個の質問に対して3つ以上チェックがあると、体が冷えている可能性があることを知ってもらいました。
また、体温が36.5度未満の人は冷えている可能性があることを伝え、大人だけでなく子どもも体温の低温化が進んでいることを認識してもらいました。
体温と免疫力は密接な関係にあること、ゆえに体を冷やさないことが大切なのです。
冷えない体づくりのためには衣類の素材を知り温育アイテムの活用を
それらを踏まえ、今回は「衣」をテーマに、真綿を含めた天然繊維と合成繊維のそれぞれの特徴と、冷えない体づくりのためのプラスワンアイテムや体のどこを温めると良いか
など、ポイントを伝授。
天然繊維は吸湿性と放湿性が高いので、汗をかいても発散して蒸れや汗冷えを防いでくれる一方、合成繊維は吸湿性が低いので汗を吸収しづらいという点があります。
直接肌に触れる部分だけでも天然素材の衣類を身に付けるといいかもしれませんね。
体を冷やさないためには、3首(手首、足首、首)とお腹・太もも周りを温めることがポイントに。
これらの箇所は、太い血管が通っていて血流が多いので、温めることで全身まで温まりやすくなります。
赤ちゃんから大人まで真綿の感触と温かみに感動!夏冷え対策にも万全
ワークショップでは、天然素材の真綿を使ってひざ掛けづくりを行いました。
つくば市に工房を持つはんてん屋から木村美希さんを講師にお迎えし、
真綿の特性、養蚕の歴史、真綿が出来るまでのお話を聞いたあと、
親子で真綿伸ばしを体験。
真綿伸ばしはお子さんも楽しく参加することが出来て、実際に真綿の感触や温かみを体感してもらうことが出来ました。
最後に伸ばした真綿を生地の中に詰めて、留め口をくけ縫いして完成。
お子さんの中には自分で縫いたがる子もいて、お母さんに教わりながら裁縫する微笑ましい姿を見ることも出来ました。
今回作ったひざ掛けは、太ももだけでなく、お腹・腰回り、肩や首周りにも巻けて使い方次第でさまざまな箇所を温めることが可能に!冷房や冷たいものの摂り過ぎで冷えがちな体もほっこりと温めてくれますよ。
また、薄くて軽いので衣類の上からだけではなく下からも身に付けられて、外出先でも
気軽にプラスワンアイテムとして活用できます。
ママ子の温育カフェを終えて
夏休みということもあり、今回は赤ちゃんから園児、小学生と幅広いお子さんの参加が見られ、いろいろな反応があって終始楽しく温育を学ぶことが出来ました。
ママたちからも「素材について考えるきっかけになった」、「子どもと貴重な体験が出来た」、「自分で真綿を裂いて、入れて、縫った、というのがスペシャルだったらしく、今も腰に巻いて寝ています」などと嬉しい感想をいただくことが出来ました。
次回の「ママ子の温育カフェ」は8月31日(金)、柏の葉で開催予定です。
是非、ご参加くださいね♪
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◆過去に開催された「ママ子の温育カフェ」開催レポートはこちら↓↓↓
・温育アンバサダーが教える「ママ子の温育カフェ」~レモンジンジャーシロップ~
・温育アンバサダーが教える「ママ子の温育カフェ」~体を温める食材を知ろう~
◆「温育じかん」
-冷えや低体温にお悩みの方、妊活や子育て中の方のための生活情報サイト―
http://www.jlds.co.jp/on-iku/